ぬくもりのある服には、物語がある。

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服と人の物語

チェックシャツの顔をした、冬のアウター。|Supreme(シュプリーム)が受け継ぐワークウェアの魅力

赤とネイビーのSupremeチェック柄キルティングジャケットとぼんちゃんを描いたBON JOURNALの記事OGP画像。「チェックシャツの顔をした、冬のアウター。」の文字入り

Supremeの赤とネイビーのチェック柄ジャケット。古民家の店内で撮影
赤とネイビーのチェック柄が印象的な、
Supremeのフード付きジャケット。

赤とネイビーのチェック柄。

少し懐かしく、どこか親しみのある佇まい。

一見すると、アメリカの古いワークシャツを
思わせる一着です。

けれど、ファスナーを開くと、
内側にはネイビーのキルティング。
さらに、フードを取り外すこともできる。

昔ながらの服のようでいて、どこか新しい。

今回は、ニューヨーク生まれの
ストリートブランド、
Supreme(シュプリーム)の
チェック柄ジャケットから、
ワークウェアとストリートファッションの
関係をたどってみたいと思います。

1994年、ニューヨークの小さなスケートショップから

Supremeが誕生したのは、1994年のニューヨーク。

ジェームス・ジョビアがマンハッタンの
ラファイエット・ストリートに開いた、
小さなスケートショップが始まりでした。

当時のニューヨークには、
スケートボード、ヒップホップ、パンク、
アートなど、さまざまな若者文化が
混ざり合う空気がありました。

Supremeは、その街のカルチャーとともに
育っていきます。

けれど、Supremeの服は、
必ずしもスケートボード専用の服ばかりでは
ありませんでした。

オックスフォードシャツ、チノパン、
デニム、ミリタリージャケット。

どれも、もともとは日常生活や仕事のために
生まれた服です。

Supremeは、そうした昔からある服を、
ニューヨークのストリートで着るための
新しいスタイルとして取り入れてきました。

チェックシャツは、なぜ長く愛されるのか

チェックシャツと聞くと、
ネルシャツやワークシャツを
思い浮かべる人も多いかもしれません。

赤やネイビーを組み合わせたチェック柄には、
アメリカンカジュアルらしい
素朴な魅力があります。

デニムにも、チノパンにも、
ワークパンツにも自然になじむ。

流行によって着方は変わっても、
チェックシャツそのものが
なくなることはありません。

それは、特別な服というより、
暮らしの中に根付いた服だからなのかも
しれません。

今回のSupremeも、
そんな親しみのあるチェック柄を
まとっています。

ただし、普通のチェックシャツとは
少し違います。

Supremeジャケットの赤とネイビーのチェック生地のアップ

赤とネイビーが重なり合うチェック柄。
生地の風合いにも注目したい。

シャツの表情と、ジャケットのつくり

まず目に入るのは、
赤とネイビーのチェック柄。

胸元には、左右にフラップ付きポケットが
配置されています。

このディテールだけを見ると、
クラシックなワークシャツのようです。

ところが、フロントはボタンではなく
ファスナー仕様。

さらに内側には、中綿入りの
ダイヤモンドキルティングが
施されています。

Supremeチェックジャケットのネイビーのキルティング裏地

内側にはネイビーのダイヤモンドキルティング。
シャツとは異なるアウターらしい構造。

外側はコットン素材の柔らかな表情。

内側には、アウターとしての機能を
持たせたつくり。

シャツとジャケットの境界にあるような
デザインです。

厚手のスウェットの上に羽織ってもいいですし、
季節によっては軽めのアウターとしても
活躍してくれそうです。

フードを外すと、服の印象が変わる

この一着で、もう一つ面白いのが
フードです。

フードはファスナーで取り外せる
仕様になっています。

フードを付ければ、
少しラフでストリートらしい雰囲気に。

取り外せば、襟付きのチェックジャケットとして、
より落ち着いた表情になります。

フードを取り付けたSupremeチェックジャケットの正面

フードを取り付けた状態。
ストリートらしいカジュアルな表情。

フードを取り外したSupremeチェックジャケットの正面

フードを外すと、
すっきりとした襟付きジャケットに。

同じ服なのに、
着方によって印象が変わる。

この小さな仕掛けが、
服を選ぶ楽しさを広げてくれます。

昔ながらのワークシャツの形を思わせながら、
現代のストリートウェアらしい工夫が
加えられている。

そこに、このジャケットの面白さを感じます。

Supremeは、ロゴだけのブランドではない

Supremeと聞くと、
赤いボックスロゴを思い浮かべる人も
多いでしょう。

もちろん、そのロゴは
ブランドを象徴する存在です。

けれど、Supremeの魅力は
ロゴだけではありません。

昔ながらのワークウェアや
ミリタリーウェア、スポーツウェアなどを、
独自の感覚で取り入れてきたことも、
ブランドの大切な一面です。

今回のジャケットも、
大きなロゴで存在を主張する服ではありません。

胸ポケットの脇に、
小さな赤いSupremeのタグが付いているだけ。

Supremeチェックジャケットの胸ポケットに付いた赤いブランドタグ

胸ポケットの脇に添えられた
小さなSupremeの赤いタグ。

それでも、チェック柄の選び方や
フードの構造、キルティング裏地といった
細部に、ブランドらしい工夫が見られます。

ロゴを目立たせるのではなく、
服そのもののデザインを楽しむ。

そんなSupremeの一面を
感じられる一着です。

古着として、次の持ち主へ

今回ご紹介するジャケットは、
中古品として仕入れたものです。

正式なモデル名や発売年代については、
現時点で十分な資料が確認できていないため、
断定は控えています。

一方、真贋については、
第三者鑑定サービス「FAKEBUSTERS」に依頼し、
正規品との判定を受けました。

真贋確認について

本商品は2026年10月27日、
FAKEBUSTERSのクイック鑑定にて
「正規品」と判定されています。
なお、この鑑定結果は
正式モデル名や製造年代を
確定するものではありません。

Supreme NEW YORK CITYの首元ブランドタグとサイズS表記

首元のSupremeタグ。
表記サイズはS。

古着は、必ずしもすべての情報が
残っているわけではありません。

だからこそ、わかっていることと、
まだわからないことを分けて伝えることが
大切だと考えています。

服の価値は、年代や希少性だけで
決まるものではありません。

色柄に惹かれたり、
着心地が気に入ったり、
ふとした日に手に取りたくなったり。

そうした日常の中にも、
服の価値はあるのだと思います。

おわりに|古い形に、新しい感覚を

赤とネイビーのチェック柄。

フードを外せば、
昔ながらのワークシャツのような顔。

ファスナーを開けば、
ネイビーのキルティングがのぞく。

このSupremeのジャケットには、
懐かしさと新しさが同居しています。

特別な日にだけ着る服ではなく、
何気ない日常に自然と溶け込む服。

そんな一着が、
長く愛されていくのかもしれません。

Q.

チェックシャツなのに、どうして中綿が入っているの?
猫耳フードのぼんちゃん先生
ぼんちゃん先生

見た目はチェックシャツだけど、
この一着はジャケットとしても着られるように、
内側に中綿入りのキルティングが
使われているんだよ。

シャツのような親しみやすいデザインと、
アウターらしいつくりを組み合わせているところが
面白いんだね。

Q.

Supremeなのに、大きなロゴがないのはなぜ?
猫耳フードのぼんちゃん先生
ぼんちゃん先生

Supremeには、ボックスロゴを大きく見せる服だけでなく、
昔ながらのワークウェアや
ミリタリーウェアを思わせる服もあるんだよ。

今回のジャケットも、
胸元の小さな赤いタグが控えめなアクセント。
ロゴだけではなく、服の形やディテールを
楽しめる一着なんだね。

ぼんちゃん先生がSupremeの赤×ネイビーチェックジャケットの特徴を解説。チェック柄、中綿入りキルティング、着脱式フード、胸元タグ、首元タグの5項目を紹介するまとめ画像


ぼんちゃん先生と振り返る、
Supremeチェックジャケットの5つの魅力。
ぬくもりのある服には、物語がある。

Furugi Bon

今回ご紹介した一着


Supreme(シュプリーム)
チェック柄 フード着脱式
キルティングジャケット

  • カラー:レッド×ネイビー
  • 表記サイズ:S
  • 着丈:約69cm
  • 身幅:約52.5cm
  • 肩幅:約46cm
  • 袖丈:約62cm
  • 表地:コットン100%
  • 裏地・中綿:ポリエステル100%
  • 仕様:フード着脱式、キルティング裏地
  • FAKEBUSTERS 正規品判定済み
  • 販売価格:16,280円(税込)

詳しいコンディションや商品写真は、
Furugi Bonのオンラインショップで
ご確認いただけます。


オンラインショップで見る

  • 記事を書いたライター
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BON

BON

難しいことはわかりません。

可愛いが信条の町の古着屋店主です。 古着の知識は、無いに等しいです。 お客様から、色々と教えていただいております。 可愛いが大好き。食べるのも大好き。旅行も大好き。アニメ、映画大好き。格闘技も大好き。そんなBONです。よろしくお願いします。

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